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藤田晋氏が語る!ネットビジネスを創る3つのポイント

昨今、自宅にいる時間が増えてインターネットを利用する時間が増えた方も多いと思います。YouTubeNetflix、Hulu、Amazonprimeなど様々な動画配信サービスがありますが皆さんが何を使って動画を視聴しますか?

今回紹介する経営者は動画配信サービス「Ameba TV」やアメブロなどを運用している株式会社サイバーエージェント代表取締役社長藤田晋氏について紹介します。

藤田晋氏プロフィール

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引用元:渋谷ではたらく社長のアメブロ

福井県鯖江市出身の藤田晋氏。高校卒業までを鯖江市で過ごしたそうです。福井県立武生高等学校を卒業し大学進学のために上京。青山学院大学経営学部へ進みます。

卒業後は、人材派遣会社インテリジェンス(現:パーソナルキャリア)での勤務を得て、1998年に起業。株式会社サイバーエージェントを設立し、代表取締役に就任。2000年、当時26歳で東証マザース上場を当時最年少ではたしています。

「すごい会社を作りたい」という思いから起業を決意

藤田晋氏といえば、大手起業サイバーエージェントを作り上げた敏腕経営者ですが、東京出身で大学時代から起業にむけて淡々と準備をしてきたといったイメージを抱いていました。

しかし、実際は高校時代にバンド活動を行うなど、、ミュージシャンになるのが夢だった藤田晋氏。当時のバンド仲間には「自分がいつかレコード会社を作って皆んなをデビューさせてやる」と言っていたのが、「会社を作りたい」という発想の原点だったそうです。

大学では、勉強よりも麻雀に集中する毎日を過ごしていましたが大学2年生の時に転機が訪れます。若い経営者のいる会社でアルバイトを行ったのです。そこで生き生きと働く社員の姿を見て、「すごい会社を作りたい」と志を抱くようになりました。

就職活動の時期には、起業か就職か迷ったそうですが、USENを立ち上げた宇野社長と出会い、当時宇野社長が経営していたインテリジェンスに就職を決めたのだとか。そして、1年インテリジェンスで働いた後に、同期一名と起業。この時の同期が現在のサイバーエージェント副社長の日高氏である。

ここまで藤田晋氏の半生をご紹介しましたが、大学生が社長と出会うなんて冷静に考えてあり得ない状況ですよね。一体どこで出会ったんだろうと個人的には非常に気になるところです。

26歳で史上最年少上場社長になるもバブルが崩壊

起業して1年後にインターネットバブルが到来。この波に乗るようにサイバーエージェントは、設立2年目で上場をしています。しかし、翌年にネットバブルが崩壊。これまで評価されてきた以上に、厳しい批判を受けたこともあったそうです。27歳の時には、会社を諦めかけたこともあるなど決して順風満帆な経営者人生ではなかったようです。

しかし、それを乗り越えて黒字化させ現在に至っているところは素晴らしいの一言に尽きます。

藤田晋氏が語るネットビジネスで大切な3つのポイント

誰もが知る大手企業になったサイバーエージェントですが、ネットビジネスを創る上で大切なポイントが3つあると藤田晋氏は言います。

①外注せずに内製で作る

サイバーエージェントでは、外注は基本的には行わないそうです。社員が3,000人もいる理由は、技術者もデザイナーも自社で抱えているから。そうすることで問題が発生した場合は、すぐに対応することが可能です。

②アイデアを活かす組織創りを行う

ネットビジネスのアイデアを活かすためには、組織創りも非常に重要となってきます。サイバーエージェントでは、アイデアを実行するうえでの課題解決を組織的に行う方法を設けているのだとか。また、役員がメンバーを選んで合宿を行い、オフィスから離れて1泊2日など限られた時間の中で決める「あした会議」という会議の仕方も年に2回行われています。

かなり独特なやり方ではありますが、ユニークで面白い組織創りですよね。

③運用力を身につける

いくら素晴らしいサービスを作ったとしても、そのサービスを運用できる力がなければ意味がありません。最終的にネットサービスの成否を分けるのは発表した後の運用力だと藤田晋氏は語っています。そしてただ運用するだけではなく、今あるものを改善したり、クリスマスやバレンタインなどイベントを打ち続けてユーザーのアクセスが途絶えないように工夫も必要です。

今後も発展を遂げるネットビジネス業界

今回は、サイバーエージェント代表取締役社長藤田晋氏についてご紹介しました。トントン拍子にビジネスが進んでいると思っていましたが、実際は大変な苦労もされているのだと知り驚きました。

また、ネットビジネスを創るために必要なこと3つも聞いていて非常に納得してしまうものばかり。まだまだおうち時間も続くようですし、これからどのような事業を展開していくのか楽しみです。

 

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